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終わった!終わりました!!いやーツラかった!

毎年この時期は確定申告に泣かされています。

こういった数字の計算や領収書の仕分けといった

作業は本当に苦手です。

 

今年も少しお手伝いの方に入ってもらったのですが、

嬉々としてやっている姿を見ると、頭の中どーなって

んだと思ってしまいます。

 

「脈を診て体が分かる方がすごいわ」とも言われましたが

私にしたら、領収書を仕分けて電卓叩いて毎回同じ数字が

出るほうがすごいですね。なんで合うの!?と。もう数字

見てるだけで心が折れてしまいそうですから、私。

 

こう考えると人には向き不向きがありますね。教えても

いないのに整理整頓ができる人、できない人。電卓叩いて

心が折れる人、逆に生き生きする人、色々です。

 

できれば特に苦がなく仕事ができたほうが、そりゃ楽

ですよね。私は人と話す事が全く苦に

なりません。逆に苦行であるという人には接客業は

向いていないでしょう。

 

いろんなノウハウを教えてもらって出来るようになったと

しても、やはり楽しい又は苦にならないと思えないようでは

つらいだけです。私も、最近は何とか電卓叩いて計算できる

ようになったものの、毎年ツラくて涙が出そうになってます。

 

何が自分に向いているか、苦にならないのかというのは

やってみないと分からないですね。うちに来る子供たちにも

よく言っていますが、何が好きなのか何が嫌いなのか、よう

するに自分を知ってほしいと伝えます。

 

好き嫌いはいけません。何でもできるようになりなさい。は

昔の教え。現代のスタイルには合っていない所もある

気がします。複雑化したこの社会では、なんでもできるように

なるはとてもハードルが高く、逆に「なんにもできない」を

生むリスクがあるように思います。

 

できれば「向いている」「好きである」を伸ばしてやり、

「向いていない」「嫌いである」は社会生活に不都合のない

程度にできる程度でいいのではないかと、そう思います。

 

そういう意味で、自分の心の素直な反応を伸ばしていって

あげると、自分の好き、向いているが早いうちに分かるの

ではないかと。私が税理士なんかになった日には、1年と

経たず仕事を辞める自信がありますね。

 

何が好きなのか、嫌いなのか、向いているのか、向いて

いないのかは自分の心に問う作業です。子供に限らず

大人にも必要なこの問い。心の素直な声は体の声でもあり

自分らしく生きられる大切な「声」であります。

 

その声を聞き、それを伝えるのも私の役目でもあります。

時には聞きたくない事もあるかと思いますが、一生耳を

塞いでいては自分の声を聞けぬまま迷い苦しむことに

なります。そうならないためにも、治療と共に

カウンセリングが必要な人もいますね。

 

ご希望あればカウンセリングも受け付けています。治療と

並行することもできますし、治療はいらないのでカウンセ

リングだけでもOKです。人には話せない悩みや心の

声を出してもらうだけでも、スッキリするものですよ。

 

うちは個室ということもあり、皆思い思いのことを

話して帰られます。そして自分の心の声を知ります。

この作業を繰り返していくことが治療につながる人も

数多くいます。

 

とまぁ、とりとめない事を書いてみましたが、ようするに

自分の声を素直に聞こう。ということです。というわけで

私は確定申告が大嫌いです。でも頑張りました(笑)

 

*ひなはり灸治療院*