不妊治療と鍼灸
最近はようやく札幌でも春らしい日が続きますね。
冷えや寒さに身構えることもなく、春の風を心地よく感じ
られるこの季節。「気」も冬に比べてとても巡りやすく
なり、体質改善や病気の治療にはいい時期でもあります。
病を治すにはまず「血流」や「リンパ」などの巡りを
よくする事が、鍼灸・マッサージにおいての原則になります。
冷えは滞りの元。この冷えをあまり気にしなくてもいい
この時期は、気を巡らせやすい時期でもあります。
たとえば不妊治療。体外受精を何回されてもいい結果が
出ないという方が多くおられます。西洋医学的にみて
数値もなにも問題ないのに、なぜか妊娠しない。しかし
東洋医学的から見れば、これは妊娠しないであろう・・
と思う体の人も多いですね。
下半身の冷え、体温が上がらない、お腹周りの冷たさ、生理痛、
寝つきが悪い、疲れやすいなどなど、これらの症状を多く
抱えている人は投薬のたびに具合が悪くなったり、精神的にも
とても不安定な状態を続けることになります。
鍼灸や漢方を使って、西洋医学では治療しきれない部分を
補うことで、薬に対しての不具合も少なくなり、安定した体で
いる時は、人工授精も体外受精もいい結果が生まれることが
多いです。それは、その後の妊娠の安定さにもつながりますね。
当院は不妊治療に力を入れていますが、体外受精を何回しても
ダメだったという方が治療をお休みの間に体調を整え自然妊娠
した方や、今まで薬を飲むたびに吐いていた方が、そういった
副作用がなくなり、また治療にはげんでいる方もおられます。
不妊治療は西洋医学と東洋医学、合わせて治療を行う方が
母子ともによい結果が生まれるように思います。治療には
心と体の体力が必要です。不妊治療に疲れてしまったという方、
一人で悩まず、まずはご相談ください。妊娠するための
様々なノウハウをお伝えします。
*ひなはり灸治療院*