気温は寒くても、吹く風はどこか春の陽気ですね。

北海道の気温はアレな所がありますが、やはり日本は春なわけです。

 

春に起こりやすい病気としては「目」「爪」「筋肉」「血」「肝」

など、西洋医学でいうそれらとはまたちょっと違うんですが、

春先にそこらへんが不調だなぁと思う時は病気というより

春だからという理由もあるんですね。

 

で、春に採れる旬の野菜や果物、魚などにはそれらの不調を

整える作用が多く含まれる薬効があるわけで。

なので「旬の物を摂ると身体に良い」という具合になるわけです。

 

春の旬というわけではないのですが、1つ面白いものをご紹介。

それは「菊花」。食用の菊の花です。

 

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旬の時期は9月〜11月だそうですが、その効能は今時期にも

よく効きます。春に目が充血する、目が熱い、花粉症による目の

痒み、目のかすみ、アゴまわりの吹き出物など。主に熱っぽい

ような症状に効きますね。

 

食べ方としては、新鮮なら生でもOK。なんか着物みたいな

香りと味がする気がします(笑)

サラダの上に乗せても華やかな感じに。

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保存するには、さっと茹がいて冷凍保存できるみたい。

花びらの部分を軽く力を加えるだけでむしれますので、

弁を残してザルへ。

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軽く湯通しして。

茹でるとまた何とも言えない色にウットリしてしまいます。

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小分けにして彩りにしてもいいですし、今が旬のアサリとの

酢の物は、これまた今の時期の養生食になります。

春にしか味わえない旬は身体の健康維持に欠かせません。

 

たくさんの春の旬がありますが、まずは自分の食べたい物

好きなものからトライするのが良いと思います。

苦手なものを「栄養があるから」と言って食べるのは、実は

あまり身体には宜しくないんですよね。

このあたりも追々。

 

さて、今日のご飯は何にしましょうか。

 

*ひなはり灸治療院*