先日、患者さんから「かぼす」を頂きました。

すだちは関西にいた時によく味わっていましたが

かぼすはなかなか味わう機会がありませんでした。

 

 

「味噌汁にしぼって入れる」と聞いて驚き。

大分ではメジャーな食べ方らしいのですが

入れてみると味噌汁からスープになると言いますか

塩気と酸味が絶妙で、大変おいしかったです。

 

これに味をしめ、ありとあらゆるものに

かぼすを絞っていただいています。秋は脂が

のった食べ物が多いので、ちょうどいい塩梅の

爽やかな酸味が頂けるのが大変幸せです。

 

そして北海道民がここぞとばかり自慢できる

自家製のいくらの醤油漬け。これは贅沢ですね!

 

 

今年初めて作ってみたのですが、なかなか

奥が深い。色々なレシピを試してみたいところ。

個人的にはお酒に弱いので、漬け汁は煮切った

ほうがいいのでしょうか?

 

佐藤水産から出ている「鮭醤油」で漬けるのも

いいですね。それにまたかぼすを絞ってみたり

しちゃったり。秋は冬にそなえて、少し太る

くらいがちょうど良いように思います。

 

東洋医学に携わっていると、あれやこれやの

食事制限を耳にしますが、当院ではむしろ

しっかり食べる・がっつり寝る。が基本。

 

特に不妊治療の人は血や精が足りていない人が

多いですね。とにかく牛肉、魚卵、旬の物を

食べてもらいますが、よく妊娠していますし

予後も安定しています。砂糖がどうとかは、

取りすぎない程度に食べたら良いと思いますね。

 

秋は特に食べて血や精を養うには良い時期です。

せっかく美味しいものに溢れているのですから

自然の滋味で体を養いましょう。

 

*ひなはり灸治療院*