神戸へ行ってきました

先日、久しぶりに神戸へ行ってきました。
(普段は関西弁があまり出ないので気づかれ
ないこともありますが、私は兵庫県西宮市の
出身です。)
5月とはいえ、神戸はなかなかの蒸し暑さ
でした。じっとしていても汗がにじむような
空気に、そうそう、この湿度だったなぁ
と懐かしい気持ちに。
札幌に長く住んでいると、改めて気候の
違いを実感します。実は札幌へ移住して間も
ない頃、この気候の違いにとても苦労しました。
鍼の深さやお灸の熱さ、そして処方する漢方
まで、関西での臨床経験がそのまま通用しな
いことが多かったのです。
同じ日本でも、場所が変わればこれほど
手技や治療法が変わるのかと驚いたことを今
でも覚えています。
伝統医学は、その土地に根付いた医学です。
気候が違えば、食べるものも暮らし方も
変わります。
そして、それに合わせて体質や養生法も
変わっていきます。
だからこそ、その土地で受け継がれてきた
養生には大きな意味があるのだと思います。
当院でも、お一人おひとりの体質や生活に
合わせた養生法を、治療とともにお伝えして
います。
実践を続けてくださった患者さんからは、
「そういえば最近あの症状が出なくなりまし
た」とお話をいただくことがあります。
東洋医学には「未病を治す」という
考え方があります。
未病とは、まだ病気ではないけれど、体の
中に芽生え始めた不調の種のようなもの。
症状が大きくなってから対処するのでは
なく、その種の段階で整えていくことが
何より大切だとされています。
そんな東洋医学の知恵を、日々の診療を
通じて少しずつお伝えしていけたらと
思っています。
本当は神戸で訪れた面白い場所や美味し
かったものについて書こうと思っていた
のですが、すっかり真面目な話になって
しまいました。
神戸のおすすめスポットについては、
また次回ご紹介したいと思います。
– 札幌市西区の鍼灸 –
*ひなはり灸治療院*