いよいよ気持ちのいい季節に
なってきましたね。コロナの規制も
ないせいか、あちこちに出掛けたという
お話を聞かせてもらう事が多くなりました。

その反面、この気持ちのいい季節なのに
ずっと体調が悪く外に出られないという人も
います。冬に無理をしすぎたり、1度大きく
体調を崩し、なかなか回復しない方ですね。

今年は特に大雪だったせいか、除雪や事故で
体を壊したり、体調を崩したりして、今時期
になっても後遺症のような症状
苦しんでいる方が多い気がします。

その中でも、パッと治る人と、治らない人
います。どういう差なんだろうなと
改めて考えてみました。

症状がなかなか回復しない人の特徴。
1つ目はそもそも体が弱い人
2つ目は日頃から不摂生をしている人
3つ目は治ろうと焦りすぎてストレスが
かかっている人
、でしょうか。

1つ目2つ目は分かりやすいと思うのですが
3つ目のストレスと疲れの問題。悩む位で
疲れるのか?と思うかもしれませんが、
ストレスで胃に穴が開いたり、鬱だったり
病気になるのは今や当たり前のこと。

病気自体がストレスになるのは仕方のない
事だと思うのですが、治ろうと焦って
自分自身を責めたり、焦って余計な事を
たくさんするがために、返って治りが悪い
人が多くいます。

人間の体も自然の一部。植物が芽を出す
ように、子供が成長するように、変化は
少しずつしか起こりません
。薬で痛みや
症状を抑えられても、体そのものが回復
するのには時間がかかります。

そういうものだ、と知っている人と、
知らない(受け入れられない)人とでは
治りに差があるように思います。「痛くても
まぁ、無理したんだししょうがないよね、
少し気長に待つわ」と思える人と
「まだ治らないのか、なんなんだ?次は
この病院行こう、走ってみよう、運動だ!」
などと考える人。

日本人は休む事が下手だと言われています。
努力は報われる、苦労しないと成果が出ない
という考えが染み付いているのでしょうか、
休まないといけない時ほど動こうとします。

結果として、体が動かなくなり、仕事や
やりたい事ができなくなってしまった人を
多く見てきました。「体の休ませ方
というものを改めて知らなくては
いけない時代なのかもしれませんね。

なかなか体が治らない方。上記3つの
何かが当てはまってはいないでしょうか。
改めて、自分の体を見つめ直すことは
よりよい未来と人生に繋がると思います。

お体のご相談、治療のご予約、健康講座の
ご要望等、お待ちしております。

*ひなはり灸治療院*