■季節の贈り物。
新緑がまぶしく、日差しも日に日に温かくなってきましたね。
半袖姿や日傘を多く目にするようになり、春真っ盛りといった
季節でしょうか
スーパーに行くと「苺」がそろそろ終わりの時期なのですが、
家庭菜園の苺は今が旬・・過ぎくらいでしょうかね?
ちょっと田舎へ行くと、何と苺が4パック750円で売られていたので、
嬉しくなって衝動買い。その勢いで苺のジャムを作ってみました
うちでは基本、作り置きはしないのでお砂糖を控えめにしています。
人様に差し上げるほどの腕はないので、色はイマイチでも三温糖を使って
コクが出るようにしてみました
苺は真っ赤で、いまにも溶けそうなほどの完熟っぷり
苺のグラム数に対して普通は同量くらいのお砂糖なのですが、
今回はその半分くらいで充分に甘かったです
まずは苺を洗って、ヘタを取ってから鍋に入れて、
砂糖を上からドバッとかけて放置。
2〜3時間ほどすると苺から水分が出て来るので、弱火にかけて
ジャムっぽくなるまでひたすら煮詰めます。
この時大量にアクが出るのですが、ひたすらそのアクを取り続けます。
実はこのアク、苺と砂糖の甘みが混ざったとーーーーっても
美味しいものなんですよ
鍋ものの時に出るアクのように苦みやえぐみがないので食べてもOK!
しかもこの苺のアクは、「紅茶に入れて飲んだり」「牛乳と混ぜて
苺ミルク」にしたり、色々と使いどころ満載なのです。
ヨーグルトにかけても美味しいですし、思わぬ副産物ですね
鍋の方ですが、一旦苺が白くなりますが、構わずひたすら煮詰めて、
自分の好きなとろみ具合になったら火を止めて冷まします。
(4分の1くらいの量になってますが、ヘコまないように(笑))
ビンに詰めたりしないので2週間程度で食べきりますが、
市販のジャムより苺がゴロゴロしていて贅沢な感じです
最近ハマっている「イングリッシュマフィン」にバターを少し塗って
カリカリに焼き、その上に甘い苺ジャムを贅沢に乗せる至福の時
苺がお安い時にしか出来ない代物ですが、(大量に買っても出来るのは
少しなので)今しか味わえない旬の味覚は、おさえておきたいですね
旬のものというのは栄養面だけでなく、東洋医学の世界でもとても
重要視されています。その季節に起きる特有の症状などは、旬のものを
食べる事によって解消される事が多々あります。
例えば、夏の暑い時期に起こりやすい「暑気あたり」などは、夏野菜を
多めに食べる事で、体の中にこもった熱を取り除いてくれますし、
冬の冷えは冬野菜に代表される根菜類を多く摂る事で、体を中から
温めてくれるわけです。
今は旬と呼ばれるものが何なのか分からないくらい、常に色んな野菜や
魚が並んでいますが、体のためにも旬の食物を知り、積極的に摂る事で
未病を防ぐ事につながります
これから夏へ向けて徐々に「暑さ」や「湿気」が多くなる時期です。
特に湿気は胃腸や体を壊しやすい元となるので、自分の体と健康の
ためにも、日頃からの養生をお勧めします
詳しい養生法はまた後日にでも書きたいと思っています
*ひな はり灸治療院*