雪かきの心得
今年はあっという間に根雪になりましたね。
札幌に引っ越して10年ほど経ち、
雪をみてげんなりする自分を感じ、北海道に
馴染んできたような気がします。
一番キツいのは最初〜3回目の雪かき。
日頃使っていない筋肉を急に動かしたせいか
翌日にはバッキバキに筋肉痛になります。
とはいえ、雪かきのコツを掴んできたのは、
わずかに成長する自分を感じます。
心臓がバクバクしてきたら疲れているサイン。
息が上がってきたら一休みすること。
汗をかいたらしっかり拭いて着替えること。
30〜40分に一度は休憩すること。
腰がダルくなったらベッドに横たわること。
どうしても筋肉の疲労が取れない時は
温泉に行ったりお灸をしたりケアを
欠かさないこと。
あとは去年、中古のゴアテックスのアウター
を着るようになって、中で蒸れて汗を
かきにくくなった分、疲労感がマシに
なった気がします。
東洋医学の世界では汗は血が変化したもの。
冬に汗をかくのはあまり良いものでは
ないと伝え聞いています。血虚の方は
汗をかきにくくする工夫も良いですね。
雪かきはこちらの都合なんて関係なく、
容赦なく襲ってくる仕事の1つ。
いかに楽して終わらせてやろうか。
少しずつ積み上げてきた工夫の連続が、
北海道に居続けられる原動力になっている。
そんな思いで今年も一冬越えたいですね。
そして、いつも診療中にぼやいていますが、
天気予報はいつになったら当たるので
しょうか笑
*ひなはり灸治療院*