ここ最近は天気が不安定で、暖房をつけたり
消したり、タイヤをいつ替えようか、などの
話でよく盛り上がっています。

問診時によくお伺いするのが、その症状が
いつから出始めたかという質問。
つい最近、ということもあれば
何ヶ月も前からずっとある等様々ですね。

病院へ行く時はそれらの症状が重く
なったり、酷くなってきた時でしょうか。
なかなか治らない痛みや辛さに、人生を
振り返ったり、悩んでみたりしたことは
一度や二度ではないはず。

東洋医学の世界でよく言われる「未病を治す」。
これは、症状が大きな病気となる前に治して
しまおうという事でもあります。そのために
一番大切なことが、「自分で自分の体の変化に
気づく
」という事。

なんか喉がイガイガする。なんて事よく
あると思いますが、皆さんもっと症状が
重くなってきてから病院に行ったり薬を
飲むと思います。しばらく様子をみよう
という間に、病が進行しているんですね。

東洋医学の世界では、その少しの喉の
イガイガの時に対処する方法がたくさん
あります。いわゆる風邪の初期の時
鍼灸や漢方、養生などで治してしまおう
という事です。

これらのメリットとしては、症状が重く
なる前に治してしまうので、体力の
消耗が少ない、辛い症状が長引かない
ので、体調不良の日が少なくなるなど、
毎日忙しい現代人には大切な事です。

膀胱炎なども、少しの違和感を放置せず
すぐに対処していると、あっさり治る
ことが多いですね。市販のお薬でも
十分にケアできる事を知らない人が
多いのは、もったいない話です。

長く体調不良の人は、この少しの
違和感を放置して症状が重くなり、
治ってはまた次の症状が出てくるのを
ループしている気がします。どこかで
対処法を学び、ケアすることでその
ループを断ち切る事をお勧めします

当院では治療とともに、家でもできる
養生やケアの仕方、体の変化への
気づき方などもお話しています。
漢方の選び方や効率のいいカイロの
貼り方などもお伝えしておりますので
冬前にぜひ体のメンテナンスを
おすすめ致します。


*ひなはり灸治療院*