毎日毎日、雪に寒さにコロナとうんざり
するようなニュースばかりですね。
最近は患者さんとお話する中で
なんか疲れる」が多く聞かれるように
思います。

この「大寒」の時期、次の季節の変わり目
(立春)に向けて体を準備する土用
にも当たります。夏の土用のうなぎは
有名ですよね。季節の変わり目(節分とも
言います)にはそれに対応した体に変化
させるために、十分に休養や栄養を
取るのが、この時期の養生法になります。


体を動かす「元気(又は陽気)」という
気は、寒さや疲れで減っています。
この時期、「なんか疲れる」というのは、
長引く寒さや雪によって「元気」が少なく
なっているためにおこる症状と考えられ
ますね。


「元気(陽気)」を多くするには、
温かいものを食べる事早く寝る事
食べ物に関しては人それぞれ違いは
ありますが「やたらこれが食べたい!」
という時はそれを食べるた方が正解な事が
ありますね。甘いものに走る人、
しょっぱいものに走る人いますが、
体が何を欲しているのかに従うことも
時には大切だと思います。
(冷たいものだけはご注意を)


食欲よりも寝ていたいという人は、
とにかく早く寝ること。風邪の時、
夜7時や8時に寝ることもありますよね?
それと一緒で、風邪をひいたと思って
早ーくに寝たら良いのです。


人によっては10時間寝る人もいますが、
それでスッキリするなら、それでいい
思います。何日か続けると、この時期の
ダルさや疲れ、人によっては痛みも
取れる事があります。


体の冷えが取れない人は、カイロや
電気毛布、暖房などを駆使して体を
温めること。一旦中に入った冷えは、
この時期なかなか抜けません。寝る時も
暖房をつけて、吸う空気を温めるだけでも
夜間の冷えはマシになります。
自分が冷えるなと思う場所を
しっかり温めてみましょう。


オミクロン株も猛威を奮うこの時期、
自分の健康は自分で守る事が重要です。
体にできるだけ疲れをためず、他の病気を
予防するためにも出来ることから
少しずつ始めてみましょう。

*ひなはり灸治療院*