全国的に寒い日が続いていますが、
風邪などひかれていませんか?
二十四節気の中でも一番寒い「大寒」は
体力を消耗しやすい時期。体を冷やさない
ようにするのが最大の養生になります。

体が冷えると、人体は一生懸命体温を上げ
ようとして体力を使います。体の中から温め
外からは冷えを入れないのが、基本的な冷え
対策の1つですね。

中から温めるコツの1つに「乾姜」が
あります。いわゆるドライジンジャーです。
漢方にも生の生姜「生姜」と乾かした生姜の
「乾姜」を使い分けます。乾姜は特に体の
深い部分を温め、下痢や芯の冷えに
効くとされています。


スーパーなどのスパイスコーナーでも
よく見かける事ができますね。

紅茶や味噌ラーメン、鍋、白湯、味噌汁
ホットワイン、ホットウイスキーなど
少し入れるだけでも、ふんわりとお腹の中が
温まる
感じがすると思います。
(個人的にはミルクティーにドライ
ジンジャーを入れるのが好きです)

シナモンも一緒に合わせてみるのも
いいですね。シナモンも「桂枝」という
漢方の一種で、気を巡らし温めてくれる
素晴らしい食材の1つです。

漢方は高価なものばかりではなく、身近に
ありふれた食材の組み合わせでも素晴らしい
効果を発揮してくれます。これらの知恵を
活かしながら、日々の健康に繋がれば幸いです。

*ひなはり灸治療院*