9月から10月にかけての急な寒暖差は
ぎっくり腰や首の寝違えが多くなります。
最近は「やっちまったよ先生!」という
掛け声(?)の元、治療のお問合せが
多くなって参りました。

特に今年は夏の疲れも大きい上に、急激な
気温の下がり様。未だ夏気分で冷たい物を
飲んでいたり、薄い布団で寝ていたり
すれば、体は冷えて一気に筋肉が強張り
やすく
なるもの。

風邪をひいたあとのぎっくり腰なんかは
実はあるあるな話。
来られた患者さん達は、冷蔵庫に入って
らしたの?と言わんばかりの冷え方です。

夏の終わりは未だ上半身に熱がこもりやすく
体は暑いと錯覚します。しかし北海道では
床や地面が冷たく、冷えは足元から始まり
下半身から脾胃あたりまでジワジワと
登って、血流が悪化していきます。

下半身の冷えは足元から温めるのが
コツです。上半身にじんわり汗をかいても
下半身の冷えが取れる感覚があるまでは
温めるのもコツの1つ。

ガッツリ温めたい時は、湯たんぽの上に
足を乗せる
のもオススメです。
電源もいらず、冷えてお腹が痛い時は
お腹に乗せるのも良いですね。
会社に持って行って、こっそり足を
乗せてると体が楽なんです、なんて方も。

10月に入り、いよいよ秋本番。
冬に備えて今から寒さ対策をしておくこと。
四季を通して元気であり続ける知恵の
1つです。

*ひなはり灸治療院*