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ひな先生の日記

日々の健康について綴っています

タイトルイメージ
用紙top 東洋医学の考え方に基づいた、日々の暮らし方や病気の治し方などを、イラストを交えて紹介していきます(*‘ω‘ *)

当院の待合室



玄関の扉を開けてすぐ、「わぁ!」と驚か
れる事があります。想像していた鍼灸院の
待合室とは違った雰囲気かと思います。

心や体の緊張を診るのにできるだけ
リラックスしていただきたいと試行錯誤を
重ね、今の形にいたりました。

子供達には見知ったキャラクターや
ぬいぐるみ、絵本、おもちゃ、塗り絵を。
重い障害がある子供でも割とすぐに
おもちゃを手に取り遊び始めてくれます。

大人には季節の花々と温かいお茶を。
そして静かなピアノの音。
冬には薪ストーブの火の温かさ。
忙しい毎日で疲れた自分の心と体に
目を向けて、改めて今の症状や悩みを
お話
いただけたらと思っております。

当院では体の痛みや辛い症状が、何が原因で
起きているのかを探るため、お腹や手足、
脈や舌を診て診断します。東洋医学でいう
四診」という方法。

それにはまず、緊張している状態を解いて
もらってから、治療にあたらせていただく。
そういう想いで設計いたしました。

色々お話をしていく中で愚痴のような、
こんな事話して申し訳ない、というお言葉を
よく耳にしますが、それでいいのです。
その素の気持ちこそが、治療の要。

日頃思っている事、ストレスに感じている事
食べているもの、寝る時間、全てが体を
通して症状を
作り出しています。

そして話しているうちに自ら、体を労って
いなかったという気づき。それこそが養生の
第一歩
になります。

やや大袈裟になってしまったかもしれま
せんが、何が言いたいかといえば、
当院の待合室ではどうぞ
リラックスしてお寛ぎくださいませ。
それが治療の始まりですので。


*ひなはり灸治療院*

記事区切り

春の別れと再会と


春は出会いと別れの季節。
この春はいつもより多くの方が札幌の地を
離れ、新しい土地での生活を迎えています。

と同時に、ふと当院を思い出してくださり
訪ねてきてくださる方も。先日は、10歳
の頃に治療を続けていた子が立派に
成人して、元気にやってますよと伝えに
来てくれた事が、とても嬉しかったです。

臨床を続けて23年。
先生から教えてもらった養生続けています、
と語ってくれた言葉に胸を打たれます。
虚弱体質で学校へ満足に通えなかった子が
次第に元気になっていく姿。

そんな大層な事は伝えていなかったように
思います。しかし、いつの時代も健康への
養生は変わらない。とても基本的な事を
どれだけ続けていられる
か。

その子はしっかりとその教えを守って
いたのでしょう。弱々しい姿はいまや
生気溢れる若者へと変わり、そのパワーは
春の芽吹きのような雄々しさで、これまた
いたく感動してしまいました。

話していると色々思い出しますね。
そうそう、冷たいものを食べるとお腹が
痛くなって
、顔が真っ青になって、立ち
上がれなくなってを繰り返して。病院へ
行ってもイマイチよくならず、ご両親も
とても心配そうにされていました。

冷たいものには気をつけなね、と
言った言葉は今も変わっていません。
体質に応じた生き方は自然に生きると
同意義だと思います。

この春、また新しい出会いで皆様の幾許かの
健康のお役にたてれば幸いです。
 

*ひなはり灸治療院*

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冬の疲れ、春に持ち越さないために


1月後半からの大寒波と大雪
気温は高いものの、気圧の乱高下が
続いたせいか、2月に入って体調不良を
訴えるご予約が多くなりました。

特に雪かき組の腕・肩・腰・膝への
負担は、連続して続いたせいで、より
大きなものとなっています。体を休ませ
たくても、次から次へ降る雪への対応で、
身も心もぐったりになるのは当然。

疲れている、でも休みたくても休めない

そう仰る方は、きっと真面目な方で
しょう。日頃のルーチンはきっちり
こなし、さらに季節の行事、急な忙しい
タスクも上乗せにつぐ上乗せ。
削るのは自分の睡眠と健康
これでは治るものも治りません。

お腹がすいていないのに栄養のために
しっかり食べるのは、一見良さそうに
見えて、胃腸の疲労を引き起こし
かえって疲れる原因になります。

睡眠不足は理性によるコントロールが
乱れ
、ドカ食いやけ酒、スマホのダラ見
など、頭では無駄な時間と分かっていても
体が疲れているために動けない現象の1つ
です。

2月のこの時期は、気づかぬうちに
あちこちらかくる疲れと冷えの冬バテで、
冷えや疲れが溜まっている人が多い気が
いたします。コリや痛みが取れない、
巡りが悪い、顔色が悪い、ずっと不調が
続いている方は、3月の寒暖差が来る
前に
、調子を整える事をおすすめします。

大きく体調を崩す前に、小さな不調から
体を整えていきましょう。脉診でもって
不調の原因を探り、鍼と灸、時に漢方で
もって体が治りやすい状態に整えます

そして自分自身でもできる養生が、きっと
自分の健康を支えてくれるでしょう。

*ひなはり灸治療院*

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「大寒」なのに暖冬の日々


一年で最も寒い時期とされる「大寒」。
しかし今年は予想外に暖かい日が続き、
なんだか季節感が狂ったような気分に
なりますね。

逆に「立春」からの方が寒さと雪が
厳しくなる予報。結局はまとめて降るん
だよなぁ・・というボヤキと、
帳尻合わせのように降るであろう雪に、
今からげんなりな気分です。

寒さが和らいでいる分、冷えが原因で
起こる病症よりも、慢性的な体調不良
体質改善心のケアを求めるご相談が
増えている印象です。

「食事にも気をつけているし、運動もして
いる。それでもなぜか体調がすぐれ
ない。」そんなご相談を受けることが
少なくありません。一見、生活習慣には
問題がないように見える方でも、東洋医学
的な視点で見直してみると、改善の余地
あることが多いのです。

たとえば、運動や食生活に気を使って
いる方の中には、動くことが得意でも
休む」ことが苦手な場合があります。
東洋医学では「陰」と「陽」のバランスが
大切とされており、動(陽)だけでなく、
しっかりとした休養(陰)を取ることが
健康を保つ鍵となります。

自分の体に合った養生法を取り入れて
いる方は、鍼灸治療の効果も高まり、
回復がスムーズに進む傾向があります。
一方で、生活習慣が体に合っていない
場合、どうしても治療には時間が
かかりがちです。

当院では、鍼灸治療だけでなく、
ご自身でできる養生法やおすすめの漢方、
食べ物なども併せて提案しています。
「今の体のままでは将来が不安」という
方でも、今からできる小さな改善を
積み重ねる
ことで、将来の健康につながる
土台を作ることができます。

今年のように気温が不安定な冬こそ、
体調管理には一層の注意が必要です。
動くことと休むこと、陰と陽のバランスを
意識しながら、自分に合った養生法を取り
入れてみてはいかがでしょうか。

当院では一人ひとりの体質や生活
スタイルに合わせたアドバイスを行って
います。どんな小さな不調でもお気軽に
ご相談ください。未来の健康のために、
今からできるケアを始めてみましょう。

*ひなはり灸治療院*

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