温かい冬が続くと思いきや、急に冷え込みました
ね。やっぱりと言うべきか、いよいよ冬本番。
ダウンやウールなど、冬に備えての準備は
済みましたでしょうか?

ここ最近多いと感じるのは、冷えを溜めこんだ
方々。冷え性がなかなか改善しない人は、この
冷えを溜め込んでしまい、うまく体が温まらない
という感じでしょうか。

「ずっと氷を掴んでいる感じがする」とか、
「素足で氷の上にいる感じ」とも表現しますが
とにかく手足が温まらないという方は生半可な
温め方では追いつかない
のが現状かと思います。

毛糸の靴下を履いている、カイロを腰に1枚
貼っている、腹巻きをしている、などの対策
をしていても冷えるという方は、温め方が
足りない
んですね。知らず知らずのうちに
冷気で体が冷えているのに、温める程度が
弱いので、どんどん体が冷えるという悪循環。

毛糸の靴下や腹巻きは、確かに外からの冷気を
防ぎ体温が逃げるのを防いでくれますが、
冷え切って巡らない体を温めはしては
くれません。よくあるのが、分厚い靴下を
履いていても温まる気配がない
、ずっと
冷たいまま、という辛いお話。

こうなると、外から温めるのが一番早い
かなと思います。一番いいのがカイロ。
冷気は足元から這い上がってきます。足の裏の
つま先の方にカイロ
をつけるだけでも
冷える感じがマシになると思います。

他にも、足元だけのホットカーペット的な
物も売っていますし、電源がない場合は、
湯たんぽの上に足を乗せて作業をするのも
お勧めです。大事なのは、冷えている箇所を
そのまま放置しないという事でしょうか。

冷え性を改善するのに、最初のうちは
カイロを毎日7〜8枚貼っていたという
方もおられます。体が温まってくれば後は
分厚い靴下や腹巻きで保温すれば、冷えにくい
体になるかと思います。

北海道では冷えるのが当たり前になって
放置している人が多いなぁと思いますが、
それが様々な症状の原因になっている事が
大変多いと感じます。凝り固まった冷え
ちょっとやそっとではなかなか改善しません。

治療も、最初は氷を溶かすようなイメージに
なりますね。表面は溶けても、芯にまだ冷えが
残っている感覚。治療にプラス、自分でも
冷えない工夫をすることで相乗効果になり、
治りも早くなりますね。

冷えを取る漢方も多数ご紹介できます。
なかなか治らないその症状は、もしかすると
冷えが原因かもしれません。この冬はがっつり
冷え対策をしてみてはいかがでしょうか。


*ひなはり灸治療院*