唐突ですが、私はゲーマーです。(※ゲームする人のこと)

昔からオタクな活動はしていましたが、まさかこの歳になるまで

ゲームしてるとは思いませんでした。未だに新作はチェック

し続け、面白そうなものは夜な夜な遊んでいます。

 

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ゲームをしない人にとっては何が面白いのか分からないこの世界

ですが、今や子供達にとっての遊びの必須みたいになってますよね。

よく親御さんに相談されるのが、いつDSを持たせるのか。

わかります。ゲーム=害悪みたいに言われていた時もありますから

心配にもなりますよね。

 

ただ、今やゲームはコミュニケーションツールの1つになってます。

昔でいう「みんなが見ていたバラエティー番組」のような。いわば

話のネタの一つですよね。「どこまで進んだ?」「あそこクリア

するの難しいよね」「どうやって攻略したの?」など、話のきっかけの

1つになっているのでは、と思います。

 

最近、ネタになるようなテレビ番組が少ないせいか、ゲームがその

役割をしているような。かくいう私も、子供達との話のキッカケが

ゲームだったりアニメだったりしています(アニメも大好きです)。

 

小さい子供達が最初にうちに来た時は、痛いことされるんじゃないか

だとか緊張してる子も多いですが、例えば私が「昨日の妖怪ウォッチ

見た?」とか「先週のプリキュア良かったよね!」などと話をふると

嬉々として話し出します。

 

発達障害の子も多く来ていますが、うまく話が組み立てられない子でも

自分の好きなことや得意分野であればするすると話が出来る事が

多いです。そこから上手く誘導して、話し方のコツや癖、詰まる部分や

おかしな部分を直していくと知らない間に訳のわからない話し方が

治るという事もあります。

 

また思春期の難しい子(中学〜高校)でも、アニメやゲームの話題に

なると楽しそうに話しますよね。そこから本心がちょこちょこっと

出てきたり、両親に話せないこと、悩んでいる事も話してくれたり

します。まずは信頼できる相手であるかどうかの確認ツールとしても

ゲームやアニメはいい素材だと思っています。

 

最近の面白い例として、学校に行きづらい子がうちでゲームしに

来るんですが、まぁ言っちゃぁ何ですが私の方が上手いわけですよ。

そこで、ゲーム内においての立ち回り、武器の選択、敵の弱点などを

教え、それでもって友達の輪に入れるようになった事例がありまして。

 

しかも、私の方が先生(ゲームにおける)なわけですから、はいはいと

言う事聞いてくれるんですよね。それに便乗してちょこちょこっと

「その言い方は良くない」とか「ここで思いやりを出すのがいい」なんて

友達と上手くいかないであろう理由も教えてあげると。

 

なんか詐欺まがいっぽい事してるようですが、カウンセリングのコツの

一つとして信頼してもらう、こちらの話も聞いてもらうという事が

ゲームというきっかけを通して上手くいっているなぁと思いました。

 

そんなこんなで、ゲームを通しての治療もありだな、と思っています。

ゲームに関しての質問、(ぶっちゃけお母さん方にもゲームを覚えて

もらうと、子供とのコミュニケーションツールとしてはいいと

思うのですが)ご相談も受けておりますので、何なりとお尋ねください。

 

最近はモンスターハンターX(クロス)に夢中です。

 

*ひなはり灸治療院*