予約カレンダーご希望の日付をクリックして専用フォームよりお申込みいただけます

※ 現在、ご紹介以外の男性のご予約は承っておりません。ご了承くださいませ。
information

ひな先生の日記

日々の健康について綴っています

タイトルイメージ
用紙top 東洋医学の考え方に基づいた、日々の暮らし方や病気の治し方などを、イラストを交えて紹介していきます(*‘ω‘ *)

一度「受け入れる」ということ。


認める」というのは時として残酷なもので
しかし、現実を受け入れなければ始まらない
ものもあります。

患者さんのお身体を診ている時、「あぁ、
これは相当無理している体だなぁ・・」
と思い、それをお伝えしても
いえ、無理はしていませんよ?」と
話される事が数多くあります。

疲れている感覚はないけれど、症状には
困っている。寝ても治らないし、どんどん
悪化している。どうして?という話に
なるわけです。

「疲れている」がだるい、眠い、しんどいと
いう定義になっているからなのでしょうが
これらは、仕事や家事、育児、介護など
何かに追われて脳が興奮していると、疲れ
という感覚にならない
んですよね。

はたまた、「これくらいでは疲れない」と
いう理想や「疲れてはいけない」という
感覚遮断のようなものも、疲れを感じにくく
する一要因
かと思います。

病気の時は休む、痛みがある時は加減する、
疲れたらしっかり休む、というごく当たり前
のことが出来にくい日本社会
において、
自分の疲れを無視することは、後の大きな
病気
につながりかねません。

頑張りすぎるのも良し悪しあります。
痛みや症状が消えない時は、まず自分が
疲れている、ということを素直に認めて
休んでみてはいかがでしょうか。

休むことは負けではありません。それこそ
認知が歪んでいる証拠。まずは自分の素直な
心と体の声に耳を傾けることが、治療への
第一歩だと思います。

疲れに限らず「冷え」や「寝不足」「栄養
不足」も同じ。否定しては始まらないのです。
まずはそれを意識して改善してみる
その結果どうなったかを自分で観察する。

この連続が健康への歩みであり、何事に
おいても同じように通じる真理と思います。


*ひなはり灸治療院*

記事区切り

寒明けの「立春」


今日は二十四節気の始まり「立春」です。
旧暦では今日が1年の始まり。冬から春への
スイッチが入る、という意味があります。

急に春になると勘違いされる事が多いですが
暖房のスイッチと一緒。冷え切った部屋が
徐々に暖かくなるように、しばれていた
空気が少しずつ氷を溶かすような、柔らかな
暖かさ
が入ってくる、といった感じです。

実際、陽が差すと氷が溶け、時折吹く風が
暖かく感じるのが立春すぎですね。
この「少しずつ」を味わう事ができれば
季節の移り変わりにワクワクするでしょう。

とはいえ、信州に「寒明け七雪」という諺が
あります。寒明けのあと7回雪が降らないと
本当の春が来ないという意味。

これが結構当たるようで、指折り数えて春を
待つ
のもいいかもしれません。
ただここ数年はドカ雪が多く、去年は2月に
入ってからの大雪で散々でしたね。

冬の終わりも見え始めてきました。
少しずつ外の空気がほぐれていくのを楽しみ
ながら待つのが、オツな過ごし方でしょうか。

*ひなはり灸治療院*

記事区切り
用紙bottom