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ひな先生の日記

日々の健康について綴っています

タイトルイメージ
用紙top 東洋医学の考え方に基づいた、日々の暮らし方や病気の治し方などを、イラストを交えて紹介していきます(*‘ω‘ *)

ドライジンジャーの効能

全国的に寒い日が続いていますが、
風邪などひかれていませんか?
二十四節気の中でも一番寒い「大寒」は
体力を消耗しやすい時期。体を冷やさない
ようにするのが最大の養生になります。

体が冷えると、人体は一生懸命体温を上げ
ようとして体力を使います。体の中から温め
外からは冷えを入れないのが、基本的な冷え
対策の1つですね。

中から温めるコツの1つに「乾姜」が
あります。いわゆるドライジンジャーです。
漢方にも生の生姜「生姜」と乾かした生姜の
「乾姜」を使い分けます。乾姜は特に体の
深い部分を温め、下痢や芯の冷えに
効くとされています。


スーパーなどのスパイスコーナーでも
よく見かける事ができますね。

紅茶や味噌ラーメン、鍋、白湯、味噌汁
ホットワイン、ホットウイスキーなど
少し入れるだけでも、ふんわりとお腹の中が
温まる
感じがすると思います。
(個人的にはミルクティーにドライ
ジンジャーを入れるのが好きです)

シナモンも一緒に合わせてみるのも
いいですね。シナモンも「桂枝」という
漢方の一種で、気を巡らし温めてくれる
素晴らしい食材の1つです。

漢方は高価なものばかりではなく、身近に
ありふれた食材の組み合わせでも素晴らしい
効果を発揮してくれます。これらの知恵を
活かしながら、日々の健康に繋がれば幸いです。

*ひなはり灸治療院*

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ツボを最大限効かせる


このツボにお灸をすると、痛みが取れる!
なんて情報をよく見るようになりました。
東洋医学が見直されてきたのは嬉しいこと
なのですが、そう安易に効く!とは言い難い
のがこの世界の難しいところです。

ツボは経絡という気や血の流れのよく集まる
ポイント、と表現されます。この部分を
刺激することで、体に様々な変化を起こさせ
痛みや病気、症状を治していくのが鍼灸
治療になります。今は研究が進み、副腎皮質
ホルモンが増加したり、副交感神経が高まる
ことで、リラックス効果を期待できるように
なりました。

当院でも、どこのツボにお灸するといいです
か?といったご質問も多いですね。
不妊症や体質改善などを目的とした方にも
毎日自分でお灸をするのは大いに効果が
あると思います。ここで大事なのが、どこの
ツボにどれだけの熱さのお灸をするか
です。

人それぞれ体質があるように、その体質に
沿ったお灸やツボ押しをするのが、ツボを
効かせるコツ
になります。この部分は熱さを
我慢しないくらいで取ってください、ここは
少し熱いくらいの方が効きますよ、など。

頭痛のツボ1つをとっても、太衝・天柱・
合谷・陽陵泉・陽輔・豊隆等と、それぞれに
ツボの効果の違いがあります。面白いのが
何が原因の頭痛かで、使うツボの種類が
変わる
ということ。自分がどういったツボが
一番効くのかを試してみてもいいかもしれません。

リラックスを目標としてお灸をするなら
あまり熱すぎない方がいいでしょうし、
明らかに凝っている場所にコリやしこりが
ある場合、少し熱め(火傷をしない範囲で)
の方がほぐれすいかもしれません。
かもしれません、と書くのは、実際にやって
みて、自分の体の変化を感じること
が一番
大切だと思うからです。

昔、患者さんの1人が「胃が痛くて調べて
足三里という所にお灸をしてみたけど全然
効かなくて、公孫というところにお灸をして
みたら、急に胃痛が治って食欲が出て、眠く
なった」という方がおられました。公孫と
いうツボの特性を自身で体感されたとても
良い体験談を聞かせて頂きました。

いきなり自分にバッチリ合うツボ!という
のはなかなか難しく、私たちも色々とお話し
やお体を診せてもらいながら考え抜いた上で
ツボを厳選していく作業が多いもの。
自分の健康のために、まずは色々と試して
みる、というのはお灸に限らず人生全般に
通じる真理なのでは、と思う今日この頃です。

*ひなはり灸治療院*

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あけましておめでとうございます


あけましておめでとうございます。
ついついのんびりして年始のご挨拶が
遅れてしまいました。

卯年なのに鳥ですみません。
シマエナガの置物があまりに可愛い
かったので、新年ご挨拶の画像とさせて
頂きました。待合室に飾っていますので
どうぞご覧になっていって下さいませ。

今年は雪も降らず、穏やかな年明けでしたね。
江別方面では大変だったようですが、
皆さんの地域は大丈夫でしたでしょうか。

年始は5日(木)からの診療になります。
完全予約制の鍼灸院でお手数をおかけ
いたしますが、ご協力よろしくお願い致します。

年末年始で少し生活が乱れた方も多いかも
しれませんが、日頃の養生を思い出しながら
気持ちの面でも少しずつ日常に戻って
いって頂ければと思います。

今年も1年、どうぞ宜しくお願い致します。

*ひなはり灸治療院*

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