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ひな先生の日記

日々の健康について綴っています

タイトルイメージ
用紙top 東洋医学の考え方に基づいた、日々の暮らし方や病気の治し方などを、イラストを交えて紹介していきます(*‘ω‘ *)

秋の旬の味覚を


北海道では珍しい、丹波篠山の黒豆の
枝豆をいただきました。おせちの黒豆を
熟す前に収穫して塩茹でしたもの。

独特のコクと旨味が楽しめます。収穫時期が
限られているために、なかなかの希少品。
兵庫から来た身としては嬉し懐かしい味わいでした。

秋は冬に備える時期とも言われます。
東洋医学の世界では、旬のものを食べると
気・血・精が多く養われると云われています。

秋の食べ物は、生き物が冬を越すために
溜め込んだ栄養がたくさん含まれています。
食卓全部を旬のもので賄うのは難しいですが、
食べ物を選ぶ時に少し旬のものを意識して
みる
のは良いかもしれませんね。

こういった取り組みを少しずつ生活に
取り入れることが、日々の健康と養生
繋がります。

食べ物がもつ本当の美味しさは旬です。
ぜひ今しか味わえない滋養を、体感して
みてください。

*ひなはり灸治療院*

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子供が風邪をひく前

ここ最近、子供の風邪が流行ってますね。
当院でも、お子さんが風邪ひいて
治療に来れない、なんて連絡もちらほら。

急に寒くなって体が冷えると、自分の免疫が
下がり、ウイルスや菌に感染しやすくなります。
風邪に限らず、ものもらいや皮膚の化膿
なども自分が弱った時にかかりやすいと
言われていますね。

体を暖かくするのは、そういった免疫の
低下を防ぐための予防
の1つになります。

子供は実は風邪をひく前、サインを
出している
事があります。鼻水が出てる、
くしゃみが多い、何か皮膚がざらざらして
いる(実は鳥肌が立っていたり)など。

あと、分かりにくいようで分かりやすいのが
やたら機嫌が悪い、ですね。
いつもよりしつこく甘えてきたり、グズりが
長かったりする時は、体調を崩しかけて
いる事があります。

この前来院されたお子さんで、お母さんから
ぴったりくっついて離れなくて困って
いた時、なんでそんなにくっついてるの?と
尋ねたら「だってお母さん温かいんだもん」
と話してくれました。

寒い、という感覚がまだよく分かっていな
かったり、訴える事ができない子供は
行動に表れる事がよくあります。
確かに、手足がすごく冷たく、お腹も
子供とは思えないくらい冷たかったですね。

薄着が好きだから暑がりだと思っていたけど
実は冷え性、なんてことも。
子供の症状はコロコロ変わるので難しい事も
ありますが、その子に見合った体調管理
お伝えできればいいなと思います。

*ひなはり灸治療院*

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貧血と血虚

ここ最近、鉄分を補おうという情報が多く
なってきたような気がします。1日に必要な
鉄分の摂取量
に満たない人がとても多く、
それらが原因の体調不良も少なくありません。

特に女性は生理で定期的に出血しているのに
食事での補給が追いつかず、男性に比べると
慢性的に鉄分不足になっていると感じます。

日常の忙しさゆえについ炭水化物だけの
ご飯で済ませてしまったり、健康を考えて
逆に野菜だけにしてしまったり。

ちゃんとお肉とかも食べてますよーとお話し
されている方が、週に何回どれだけ食べて
いるのかで貧血の度合いは変わります。

この鉄不足は東洋医学では「血虚」として、
同じく血が足りなくして起こる症状を表し
ます。治療としては西洋医学と同じように
鉄分が多いものを食べること。

鉄剤だけではなかなか貧血が改善しない事も
あります。食べ物の組み合わせ方で
より鉄分が体内に吸収されやすくなります。
食べ合わせってとても大切ですね。

NHKの番組内で、「鉄活カード」という物を
紹介されていました。とてもよく出来ている
なぁと思ったので、こちらでもご紹介。

普段の食事に「+3mg」になるように
お好みの組み合わせで加えること。
NHKのインスタやHPでも詳しく紹介されて
いるので、よければご覧ください。

こう見ると、野菜よりもタンパク質や肉類
鉄分が多く含まれている事が分かります。
コンビニで選ぶ時も、少しこれらを意識して
食べるだけでも、体は変わりますよ。

貧血や血虚は、時に生活に大きく支障を
きたします。不妊や流産、発育などにも
栄養は必要不可欠。まずは無理のない
範囲で、できることから始めてみるのが
良いのではないでしょうか。

*ひなはり灸治療院*

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気温差に備える

いよいよ今週から気温がガクンと下がり
ますね。みなさん、暖房や防寒の準備
整っていますでしょうか?

この時期によく耳にするのは「まだ10月
という言葉。10月は暖房をつけるには
早いし、防寒するのはまだまだ〜と言って
我慢大会をし、風邪をひいてからやっと
暖房や防寒をし始める人、周りにいませんか?

北海道の人は寒さに強いイメージですが
冷えていることに気づいていない人も
多いような気がします。冷えは我慢する
もの、という価値観もあるのでしょうか。

冷えは体の中で少しずつ溜まっていきます。
末端が冷えて、お風呂からあがっても
すぐに手足が冷たくなる人は、長い間
冷えにさらされた事で、末端の血管が細く
なり、温かい血液が行き届きにくくなって
いることも。

そういう冷えは、外からガンガン温めて
あげる事が必要です。足の裏にカイロを
貼ったり、着る物や暖房を工夫する事で
そういった冷え性も改善しやすくなります。

体が冷えて血流が悪くなると、免疫も
落ち
、風邪や細菌・ウイルスに感染
しやすくもなります。コロナが落ち着いて
きたとはいえ、まだまだ油断なりません。

秋は東洋医学では「肺・大腸」にあたる季節。
空気が乾燥して、肺による気の巡りの
トラブル
が起きやすい時期です。

喘息や空咳、アレルギーや下痢・便秘など
この季節にひどくなる方は、肺の機能を
高める
ことも大切な養生の1つです。

急激な温度変化は体に負担になります。
日頃から体調が悪い人・弱い人はエアコンや
暖房などを使って吸う空気を温め、
徐々に季節に体を慣らしていくのが良いでしょう。

絶対に体調を崩したくない!という方は
夜に軽く暖房をつけて、吸う空気を温める
こともおすすめです。枕元だけにデロンギ
ヒーターなどを置くのもいいかもしれません。

この寒暖差をうまく乗り越え、冬に備えて
おきたいですね。体調に不安のある方、
もっと元気になりたいという方、ぜひ
ご相談くださいませ。

*ひなはり灸治療院*

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